ゾウリムシ科
ゾウリムシ Paramecium caudatum
科名(かめい) ゾウリムシ科       
むしょくとうめい
大きさ やく0.2@
光学けんびきょうかんさつ ○可
かんさつできるばいりつ 100倍(対物レンズ10倍)
せんもう
べんもう ×
見つけやすさ ごくふつうにみられる
ばしょ いけ、ぬま、どぶなど
繊毛虫門 梁口綱 ゾウリムシ目 ゾウリムシ科 ゾウリムシ属
・細胞表面(さいぼうひょうめん)に繊毛(せんもう)がたくさん生えていて、それを使って移動(いどう)する
・分裂(ぶんれつ)をして増(ふ)えていくが、約8時間で一回分裂(ぶんれつ)し、生涯(しょうがい)で8000回分裂(ぶんれつ)する
・分裂のほかに、接合(せつごう)させて子孫(しそん)をのこすこともできる
・ゾウリムシを使ったおもしろい実験(じっけん)がいろいろあるので、しらべてみよう
ミドリゾウリムシ Paramecium bursaria
科名(かめい) ゾウリムシ科        
みどりいろ
大きさ やく0.04@
光学けんびきょうかんさつ ○可
かんさつできるばいりつ 200倍(対物レンズ20倍)
せんもう
べんもう ×
見つけやすさ ややふつうにみられる
ばしょ いけ、かわ
すこしきれいなみずくさが
はえているようなばしょ
繊毛虫門 梁口綱 ゾウリムシ目 ゾウリムシ科 ゾウリムシ属
・ゾウリムシのなかまで体中に繊毛(せんもう)といわれる毛をもっており、顕微鏡(けんびきょう) でかんさつすることができる。前や後ろに進むのは、この毛を波立(なみだ)たせることによる
・細胞の色はクロレラと共存(きょうぞん)しているため、みどり色をしている
・大きさはゾウリムシが約0.1〜0.2@であるのに対し、ミドリゾウリムシはそれの半分(はんぶん)か 半分以下(いか)の大きさである
・ミドリゾウリムシはゾウリムシにくらべ、きれいな水のところにいることが多い
・写真Aは明るい窓際(まどぎわ)においておいたミドリゾウリムシ。
・写真Bは日光のあたらない部屋(へや)の中においておいたミドリゾウリムシ。

※みどりいろの状態(じょうたい)を保つ(たもつ)ためには、採集した水は直射日光のあたらない明 るい窓際におくとよい